将棋の最年少棋士・藤井聡太七段(16)が10月31日、棋聖戦一次予選で村田顕弘六段(32)と現在、対局中だ。この対局に勝利すれば、同日の午後に行われる今泉健司四段(45)と2局目を戦うことになる。現在公式戦6連勝、勝率は全棋士トップの.828を誇る藤井七段は、さらに星を伸ばすことができるか。
 棋聖のタイトルは現在、8大タイトルのうち唯一2つのタイトルを持つ豊島将之二冠(王位、棋聖=28)が保持している。挑戦権を得るには一次、二次予選を勝ち抜き、シード棋士を含む16人による決勝トーナメントを勝ち抜くことが必要となる。一次予選の対局は持ち時間各1時間。AbemaTVではこの対局、さらに今泉四段が登場する午後の対局を終了まで生中継する。