ゲーオ・ウィラサクレックは、11月3日開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN』~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~に出場し、1回戦で大和哲也と対戦。この試合は<AbemaTV>で生中継される。

山崎秀晃は、ゲーオについて「2回戦って2回とも勝てなかった相手ですし、ベルト一歩寸前で立ちはだかった選手なので、悔しい想いが多い選手ですね」と語る。ゲーオが引退を示唆していることについては「戦友が一人いなくなるのは、格闘技界、K-1にとっても寂しいことだと思う」とコメントしつつも「それぐらいの覚悟ってことでしょうね」と、ゲーオの持つ矜持に理解を示した。
木村“フィリップ”ミノルは「達人だなって思います。この競技を極めている」とゲーオに尊敬の念を送ると「自分が“ゲーオを超えたい”という気持ち、リング上でそういう気持ちを感じさせてくれる選手は、今のK-1ではゲーオ選手だけじゃないですかね」と断言。
さらに「いくら負けが続いてもS級の1番のランクでいると思います」とゲーオがいまだ強者であることを認め、引退示唆についても「K-1という舞台をみんなで盛り上げてきた以上、ゲーオの存在はすごく大きいことを思い出してほしい」と訴える。
「チャンピオンというより“帝王”、キングの位置にいた人だと思う。スゴイことなんだぞ、というのを僕らがもう一回思い出して、リスペクトを込めて戦っていかないといけないと思います」と決意を明かした。
野杁正明は「僕がベルトを獲る前は絶対王者という印象」と振り返るも「ここ最近は全盛期のゲーオじゃないという印象があって、怖くて強さのあるゲーオのときは、1ラウンド毎に対策を練ってくる。そういったことをしてくるのが僕はゲーオの強さだと思う」と分析。
引退示唆については「誰でもそうですけど、いずれは終わりがあるので、仕方がないことかなと思いますけど」と語りながらも「旗揚げ当時から、スーパー・ライト級を盛り上げてきたのはゲーオだと思うので、強くて怖いゲーオが復活して、スーパー・ライト級の絶対王者に君臨し続けて欲しいなという気持ちはあります」と復活に期待を寄せた。





