第6代Krushウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノルは、11月3日開催の『K-1 WORLD GP 2018 JAPAN』~第3代スーパー・ライト級王座決定トーナメント~のスーパーファイトで、第4代Krushスーパー・ウェルター級王者のジョーダン・ピケオーと対戦。この試合は<AbemaTV>で生中継される。
強烈なパンチが印象的な木村だが「パンチの強さとか攻撃的な凶暴性、リングの上で出るのは、生活の影響が大きいと思う」と自己分析し、「生まれ育った場所であったり、ハングリーになるしかなかった生活でここまできたんで」と半生を振り返る。
「いろんな人が応援してくれたんで、その想いも乗っかったパンチだと思うし、それはリング上で物質的な強さ以上に“何か”がある。それが相手が倒れるか倒れないかの違いだと思います」と、相手を打倒し得る拳を持つ理由を語った。
「ストレートも威力が増した?」という質問に、木村は「攻撃は全体的に伸びてますね」と答えると「ボクシング技術はもとから自信があった部分なので、それをさらに伸ばしていく上で、左フック以外の武器もたくさん出てきたなって思います」と、さらなる進化を遂げていることを明かす。
しかし「最後は出しゃばっちゃうんですよ、左フックが」と、やはり得意とするフィニッシュブローが出てしまうそうで、「いろんなパンチでいいところ作るんですけど、結局最後は左フックが出しゃばっちゃうんで。最後も『お前か』って感じです」と、まさかの自分の拳にツッコミを入れていた。