11月4日、AbemaTVで日本を代表するバスアングラーたちが夢を賭けて争う『AbemaTV WORLD CHALLENGE』が放送された。
AbemaTV WORLD CHALLENGEとは、バスフィッシングの本場であるアメリカ行きを切望する7名の国内トッププロとオーディションを勝ち抜いた1名、計8名のバスアングラーが、2019年にアメリカで行われるバスマスターオープンへの「たった1枚の夢のチケット」を争ってしのぎを削るトーナメント。優勝者には年4戦の渡航費や滞在費をはじめ、大会エントリーフィー、ボートや車など、夢の扉を開くために必要な約2000万円のサポートが約束される。まさにアングラーの“人生を賭けた戦い”だ。トーナメントはLeagueA、LeagueBに分かれ、それぞれの勝者によって権利が争われる。
霞ヶ浦・北浦エリアでのラウンド1を戦ったLeagueAの4人が次にやってきたのは、日本最大の湖・琵琶湖。日本のバスフィッシングにおいて、琵琶湖は奈良県の池原ダムと並んで60cmを越えるフロリダ種のモンスターバスが釣れるフィールドとして人気が高く、多くのトッププロ達もこの琵琶湖でフィッシングガイドを行っているほど、日本でも最もバスフィッシングが盛んな湖だ。
ラウンド2は、琵琶湖大橋から近江大橋までの南湖エリアで行われる。琵琶湖大橋以北の北湖と比べて南湖は水深が浅く、カナダ藻などの水生植物が至る所に生え、そのすべてが産卵に適した環境となっている。また流入河川も多く、取水塔などのマンメイドストラクチャーも豊富なため、バス達にとって生殖し易い環境が整っている。そのため、この琵琶湖を攻略するためには、いかに魚影の濃いウィードエリアを見つけ出し、その中からサイズの良いバスに口を使わせるかがポイントとなる。
その点、琵琶湖でガイドを行っている北大祐、片岡壮士、内山幸也の3選手にアドバンテージがあるのは確かだ。しかし、過去に世界記録となる10kg、70cmオーバーという魚が釣り上げられたことがあるエリアだけに、たった1本のモンスターフィッシュで大逆転のドラマを生む可能性もある。
ただ、アウェイとなる草深幸範にも当然ながらチャンスはある。いずれにしても、この琵琶湖での2日間によってファイナルへと進出する2名が決定するだけに、その熱い戦いから目が離せない。
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