麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル、最高位を争う最高位決定戦の1日目が11月7日に行われ、太田安紀がMリーガー3人を相手に半荘4回で+68.7の成績で、首位発進した。現最高位の村上淳はラス2回が響き、出遅れる形となった。
Aリーグ1位の松本浩司が病気のために欠場し、4位の近藤誠一が繰り上がったことで、2位の園田賢、さらに現最高位の村上淳と、3人のMリーガーに囲まれた格好になった太田だったが、1回戦で終盤に逆転の跳満をツモアガリしてトップに。2、3回戦は3着で踏みとどまると、4回戦では大きなトップを取り、絶好のスタートを切った。決定戦初出場だったが「緊張もなく普段通り打てたかなと思います。リーチしてツモアガるのが僕のスタイルですが、今日はたくさんツモれましたし楽しかったです。最後まで楽しんで打てるように次回も頑張ります」と笑顔を見えていた。
最高位決定戦は1日半荘4回戦を5日間、計20回戦で行われる。
【決定戦1日目終了時点での成績】
1位 太田安紀 +68.7 ※リーグ3位
2位 近藤誠一 +34.4 ※リーグ4位
3位 園田賢 ▲9.5 ※リーグ2位
4位 村上淳 ▲93.6 ※現最高位
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。Aリーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟に拠点があり、所属会員数は約380人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
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