「これが勝負、格闘技」桜井“マッハ”速人陣営、秋山成勲のかく乱作戦に動じず！ | 格闘技 | ABEMA TIMES

3日『格闘代理戦争3rdシーズン』（AbemaTV）が放送され、10月27日に実施されたトーナメント1回戦の舞台裏に迫った。

格闘界のレジェンドたちが次世代を担う選手を発掘する「格闘リアリティ番組」。第3弾では「総合格闘技/女子」を舞台にファイターたちがトーナメントの頂点を目指して闘い、優勝者には賞金300万円と「ONE Championship」プロ契約の権利が与えられる。

第4試合は桜井“マッハ”速人推薦の平田樹と、秋山成勲推薦のパク・ボヒョンが激突。会場に誰よりも早く入った平田は「やっぱ一番に来るのがいいかなと思って」と気合十分で、「緊張しないですね、楽しみの方が大きいです」と大物ぶりを見せると、会場を見て「すげえ」「やば！」と目を輝かせていた。

その後、番組スタッフはまだ誰もいない観客席にポツンと座る秋山を発見。試合当日になるまで推薦選手を明かしてこなかった秋山に、スタッフは「どこまで選手見せないんですか？」と詰め寄ると、秋山は「ここまで来たらもう作戦ですよ。何も見せない、情報ゼロです」と言い切る。

『格闘代理戦争』スタッフは2ndシーズンで、秋山が推薦選手を選んだジム＜TEAM MAD＞に選手がいるという情報を掴み韓国へ飛んだが、これもスタッフをかく乱するための秋山による“ブラフ”だったことが判明し、さすがに「本当に恐ろしい人ですね」と絶句。しかし秋山は意に介さず「期待通りの選手が来てます。ハートの強い、いい選手です」と、後に判明する推薦選手パク・ボヒョンに太鼓判を押した。

一方、マッハは「今日の相手が事実上の決勝」と息巻いて「あとの選手は大したことない」バッサリ。スタッフが平田へのアドバイスについて「『キャプテン翼』に例えると？」と無茶ぶりすると、マッハは「『ボールは友達』じゃないよ、今日は」「練習で泣け、試合で笑え」と助言。その後も延々と話し続けるマッハだったが、非情なスタッフは「もう時間ないんで、大丈夫です」と切り上げてしまった。

肝心の試合は出だしこそパクが打撃を繰り出すも、柔道技に秀でた平田の投げが随所で炸裂する。その結果、グラウンドを中心とした攻防になり、最後は平田が腕ひしぎ十字固めを決めて勝利。平田は試合後のインタビューで「相手が分かんなくても勝てます！」と豪語し、マッハも「これから“平田樹劇場”が始まる幕開け」と宣言して会場を沸かせる。

秋山は、パクの敗北について「負けちゃいましたね。想像を全然していなかったのでショックですね」と肩を落とすも「これが勝負ですね」と潔く敗北を認めていた。