上院は共和党、下院は民主党が過半数を占める“ねじれ議会“となった米中間選挙。選挙から一夜明け、トランプ政権が再始動した。
 中間選挙でトランプ大統領を支えたとされているのが、キリスト教の福音派の人々。福音派は聖書の記述を第一とするプロテスタント信者で、アメリカの人口の約25%を占めている。長年、共和党の支持の基盤となっており、「人工中絶反対」「親イスラエル」という主張に対しトランプ大統領は、イスラエル大使館のエルサレム移転やカバノー氏ら2人の保守派判事を指名することなどで期待に応えている。