11日に行われた大相撲九州場所の一日目、前頭九枚目の琴奨菊(佐渡ヶ嶽)と前頭八枚目・宝富士(伊勢ヶ浜)の一番は、最初の立ち合いでは呼吸が合わず「待った」となった。
その瞬間、二人の間に「待った」のジェスチャーと共に険しい表情で割って入った行司は、この日のAbemaTVの大相撲中継で解説を務めていた元小結・旭道山の実弟・木村寿之介(ひさのすけ)だった。
すると旭道山「弟は怒っていますよ。真ん中にいるのは私の弟・木村寿之介です。行司が待ったをかけたら、力士は絶対に動けませんから」と絶妙なタイミングでのカミングアウトを行った。思わぬ展開に視聴者からは「弟!w」「行事カッコいい」「弟さん怒らないで~」などのコメントが殺到していた。