麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル、最高位を争う最高位決定戦の2日目が11月12日に行われ、園田賢が半荘4回で+98.4と圧勝し、トータルでも+88.9で首位に躍り出た。

1日目を終えて▲9.5の3位だった園田は、1回戦で3着だったものの、トータルで首位を走っていた太田安紀が罰符で大きくポイントをマイナス。すると2回戦に接戦を制してトップを取ると、3回戦には6万点近い大トップで、一気にポイントを伸ばした。最終4回戦も2着にまとめ、1日で100ポイント近く稼ぎ上げた。これでトータルポイントは園田の1人浮き状態に。「残り12回。気を引き締めて油断せず、最後まで自分らしい麻雀で暴れまくりたいと思います」と、初タイトルに向けて力強く語っていた。
最高位決定戦は1日半荘4回戦を5日間、計20回戦で行われる。
【決定戦2日目終了時点での成績】
1位 園田賢 +88.9 ※リーグ2位
2位 太田安紀 ▲6.2 ※リーグ3位
3位 村上淳 ▲56.3 ※現最高位
4位 近藤誠一 ▲67.4 ※リーグ4位
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。Aリーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟に拠点があり、所属会員数は約380人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
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