<大相撲九州場所>◇五日目◇15日◇福岡・福岡国際センター
4戦全勝同士の対決、五日目に休場を発表した横綱・稀勢の里と同部屋の大関・高安(田子ノ浦)が、奇しくも前日に兄弟子・稀勢の里を休場に追い込んだ格好になった前頭二枚目・栃煌山(春日野)に、同じ決まり手となるすくい投げで敗れ、前のめりに宙を舞う形で1敗目を喫した。
AbemaTVで解説を務めていた元前頭・若ノ城は「相撲の内容はどちらも良かった。高安が巻き返した瞬間、栃煌山がさらに早く巻き返した刹那のすくい投げ。栃煌山は体が動いていますね」と興奮気味に語った。