“日本代表の左サイドバック”といえば、真っ先に思い浮かぶのは長友佑都だろう。
 2008年に日本代表デビューすると、1対1の強さと無尽蔵のスタミナを武器に不動の地位を築き、南アフリカ、ブラジル、ロシアとW杯3大会連続出場。32歳とベテランの域に入ったものの、4年後のカタール大会にも意欲を燃やしている。
 そんな偉大な先輩の牙城を崩そうとしている次世代のサイドバックがいる。
 山中亮輔。横浜F・マリノスに所属する25歳だ。初めてA代表に選出された山中は、森保一監督が「ベネズエラ戦から大幅にメンバーを入れ替える」と示唆した11月20日のキルギス代表戦で代表デビューを果たす可能性が高い。