苦しむ栃ノ心、千代大龍の“つきひざ”で星を拾う　勝ち越しまであと2勝

＜大相撲九州場所＞◇十一日目◇21日◇福岡国際センター
　大関・栃ノ心（春日野）が前頭五枚目・千代大龍（九重）のつきひざで星を拾い、6勝5敗と白星を1つ先行させた。
　苦しい相撲が続いている栃ノ心だが、この日も千代大龍に手こずり、なかなかまわしが引けない展開に。なんとか諸手で押し続けると、ふっと千代大龍が土俵に膝をついた。持ち前の力強い相撲を発揮できなかったが、土俵下ではホッとした表情を浮かべていた。
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