外国人労働者の受け入れ拡大に向けた入管法改正案の審議をめぐり、法務省の失踪した技能実習生への調査データに間違いがあったことが発覚した。山下法務大臣はミスを認めて謝罪し「意図的な改ざんはなかった」と説明したが、野党は猛反発している。
 衆議院本会議では、「質疑を強行しようとした」として立憲民主党が提出していた葉梨法務委員長の解任決議案の審議も行われた。解任決議案は自民・公明両党などの反対多数で否決されたが、葉梨委員長は21日22日に委員会を開き、法案の趣旨説明や質疑を行うことを先週に引き続き職権で決定した。