「Krush.95」後楽園ホール大会(11月21日)のセミファイナルは、キャリアに差のあるマッチメイクだった。
牧平圭太は元Krushウェルター級王者で29歳。34戦のキャリアを持つ。今回は王座奪還に向けての再出発マッチだ。対する渡邊はキャリア6戦(1勝5敗)。
これだけの差がある試合は、牧平の再起戦でなければ組まれなかっただろう。ただこの試合には、ドラマ性があった。
渡邊が所属しているのは優弥道場。その代表、つまり渡邊の師匠は中量級の名選手だった山本優弥氏だ。