Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」11月29日の1回戦に出場する4選手を発表した。上位、下位のポイント差が詰まってきた中で、注目なのは1回戦出場時に無類の強さを見せるセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)だ。11月に入り、一気に調子を上げると4勝全てをその日の1回戦、しかも4戦4勝と圧倒的な成績を残した。1回戦が始まる19時台は、まさに茅森の時間になっている。首位の赤坂ドリブンズがいない今回、2位のEX風林火山・滝沢和典(連盟)、3位の渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)は、その差を詰め、さらには一気に首位浮上まで狙いたいところだ。一時は首位争いをしていたU-NEXT Piratesは、気がつけばTEAM雷電にも抜かれて6位に。ここは“黒いデジタル”の異名を持つ石橋伸洋(最高位戦)で再出発を図りたい。
【11月29日1回戦】※通算69回戦
EX風林火山・滝沢和典(連盟)※個人3位 +22.7
渋谷ABEMAS・松本吉弘(協会)※個人7位 +60.7
セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)※個人5位 +113.3
U-NEXT Pirates・石橋伸洋(最高位戦)※個人16位 ▲57.5
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
【11月27日終了時点での成績】
1位 赤坂ドリブンズ +171.9(40/80)
2位 EX風林火山 +139.0(38/80)
3位 渋谷ABEMAS +52.2(38/80)
4位 セガサミーフェニックス +26.9(36/80)
5位 TEAM雷電 ▲25.9(38/80)
6位 U-NEXT Pirates ▲63.1(40/80)
7位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲301.0(42/80)
◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがプレーオフに進出するリーグ戦。開幕は10月で翌年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。
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