女流棋界の「最速最強」決定戦、女流AbemaTVトーナメントの1回戦の2カード目、渡部愛女流王位（25）と貞升南女流初段（32）の対局が12月9日に放送される。
同棋戦は持ち時間各7分、1手指すごとに7秒加算される「フィッシャールール」が採用され、読みはもちろんだが、時間が切迫する中でどれだけ思い切りよく判断できるかが重要だ。開幕戦では里見香奈女流五冠（26）が、香川愛生女流三段（25）に対し三番勝負を2-0のストレートで下し、準決勝に進出した。
事前にAbemaTVがファンにアンケートを取ったところ675票が集まり、渡部女流王位の勝利を予想した人が68％だった。対局は三番勝負で、2勝した者が勝ち進む。
◆女流AbemaTVトーナメント 持ち時間各7分、1手指すごとに7秒が加算される、チェスでも用いられる「フィッシャールール」を採用した女流棋士による超早指し棋戦。推薦枠の女流棋士、予選を勝ち抜いた女流棋士、計8人がトーナメント形式で戦い、1回の対戦は三番勝負。優勝者は、第1回大会で藤井聡太七段が優勝した持ち時間各5分、1手指すごとに5秒加算の「AbemaTVトーナメント」に、女流枠として出場権を得る。
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