将棋の順位戦C級1組8回戦で、藤井聡太七段(16)と門倉啓太五段(31)が12月18日、対局中だ。藤井七段は、昨期のC級2組で10戦全勝を果たし「一期抜け」。今期もここまで6戦して全勝と、計16連勝を果たしている。
 史上最年少で100勝を達成した藤井七段にとって一番近い目標が、順位戦での2期連続一期抜けだ。全勝は藤井七段を含めて3人、1敗が2人の状況で、同級の上位2人がB級2組へと昇級する。前年度の成績をもとにした順位が39人中31位の藤井七段は、勝敗数が並ぶと上位2人に入るのは難しいため、全勝かそれに近い成績が必要だ。持ち時間は各6時間で、先手は門倉五段。