距離にして8500キロ離れたポーランド・ワルシャワから、単身で将棋の道を進んでいる女性がいる。カロリーナ・ステチェンスカ女流1級(27)だ。2017年2月に女流2級となり外国人として初の女流棋士となった時には、各種メディアで大きく取り上げられた。あれから早2年近くが経過したが、一歩ずつ前に進み、その戦いぶりを世界へと届けている。漫画で将棋を知り、ネットでつながり、1人で来日してから5年が経過した。改めてカロリーナ女流1級の、将棋のルーツを聞いた。