転職したい夫を止めたい妻を表す「嫁ブロック」。世間の認知度はまだわずかだが、この言葉が大手転職サイトなどで注目を集めている。
 その背景にあるのが内定辞退の数の多さ。エン・ジャパンのアンケートによると、転職先から内定が出ていたにもかかわらず、家族の反対にあって辞退した経験のある人は2人に1人。家族の中では「妻の反対にあった」という人が約8割と、大多数を占めている。
 実際に街で話を聞いてみると、夫の転職は「絶対ヤダ!」と反対する妻や、「(転職の)お話をいただいたことはあるんですけど、止めてくれたのが(妻)」と、言葉こそ知らなかったものの嫁ブロックによって転職を踏みとどまった夫も。