Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」1月10日の1回戦に出場する4選手を発表した。上位2チームが+300ポイント台で、全ての貯金を2チームで分け合う状況の中、首位・EX風林火山と2位・赤坂ドリブンズが2019年で初めて直接対決する。
EX風林火山の二階堂亜樹(連盟)は、4着回避率が個人トップの94.1%(14試合でラスは1回のみ)と、リーグの中でも際立った“負けない女”として定着している。チームとても、その二階堂が初めてラスを引いた11月30日の2回戦以来、16試合連続でラス回避中だ。対する赤坂ドリブンズは、2018年を首位で締め括ったが、再開した2日間は試合がなく、その間にEX風林火山にかわされた。チームの新年1戦目を村上淳(最高位戦)に託し、早々に首位再浮上を狙う。
昨年10月の開幕ダッシュを決めて、一時は首位争いの常連だった渋谷ABEMASは現在、ファイナルシリーズ進出圏外の5位。新年初戦にチームの大黒柱・多井隆晴(RMU)を起用して、大反撃のきっかけを作る。U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)は、チーム唯一のプラスポイント。他の2人が復調するまでに、チームを支える勝利を飾れるか。
【1月10日1回戦】※通算101回戦
赤坂ドリブンズ・村上淳(最高位戦)※個人19位 ▲155.6
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)※個人7位 +48.1
渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)※個人9位 +33.5
U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)※個人8位 +40.5
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
【1月8日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +329.7(58/80)
2位 赤坂ドリブンズ +316.8(56/80)
3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲26.1(58/80)
4位 TEAM雷電 ▲44.1(60/80)
5位 渋谷ABEMAS ▲83.5(56/80)
6位 U-NEXT Pirates ▲179.4(56/80)
7位 セガサミーフェニックス▲313.4(56/80)
◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがプレーオフに進出するリーグ戦。開幕は2018年10月で2019年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。
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