(12.25FREEDOMS後楽園。プロデュース興行で王座奪還を果たした葛西はリングサイドを一周し、観客と歓喜を分かち合った)
2018年の日本プロレス界MVPとして、竹田誠志を挙げるファンは多い(筆者もその一人だ)。実際、日本インディー大賞ではMVP、ベストバウトのダブル受賞。インディーに限定しなくとも、大日本プロレス(デスマッチヘビー級王座)、プロレスリングFREEDOMS(KING of FREEDOM WORLD王座)の“デスマッチ2冠”を達成したことは超のつく快挙だった。その狂気を帯びた闘いぶりはまさに一級品である。