2018年のロシアW杯のコロンビア戦で大迫勇也がゴールを決めると、インターネット上はあるフレーズで埋め尽くされた。
「大迫、半端ないって!」
 10年前に行われた第87回全国高校サッカー選手権。鹿児島城西高校のエースとして異次元のプレーを連発した大迫に対し、マッチアップした相手選手が試合後のロッカーで発したのが最初だ。顔をくしゃくしゃにしながら、独特のアクセントで発せられた言葉は、強烈なインパクトとともに大迫の代名詞となった。