<大相撲初場所>◇中日◇20日◇東京・両国国技館
前頭十三枚目・矢後(尾車)が、前頭十六枚目・大奄美(追手風)を寄り切りで下し、三日目から6連勝を含む7勝目(1敗)を挙げ、勝ち越にあと1勝と迫った。
この日は187キロと大きな大奄美に対し、178キロの矢後は思い切りの良さをいかして、立ち合いから機敏な動き。一瞬、劣勢になったかと思われたがすぐに立て直して、万全の形から寄り切った。
AbemaTVで解説を務めた陸奥親方(元大関・霧島)は「立ち合いの当たりと出足で、矢後が勝っていた」と、積極的な相撲内容を評価していた。