<大相撲初場所>◇中日◇20日◇東京・両国国技館
大関・高安(田子ノ浦)が、前頭三枚目・松鳳山(二所ノ関)の工夫を凝らした立ち合いについていけず、ばったりと土俵に手をつき4敗目(4勝)を喫した。
強烈な立ち合いが魅力の高安だが、体格に劣る松鳳山は対策を練ったのか、立ち合い直後に飛ぶように向かってきたと思われたが、これが真正面でぶつかるのではなく、半分ほど体をずらした当たりに。行き場を失った勢いに高安は体勢を戻すことができず、そのまま突き落としで敗れた。
AbemaTVで解説を務めた陸奥親方(元大関・霧島)も「半分、変化ですね。(変化を)食う方も食う方です」と、大関であれば対応すべきと指摘していた。
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