<大相撲初場所>◇十日目◇22日◇東京・両国国技館
先場所は十四日目に手に汗握る熱戦を演じた関脇の貴景勝(千賀ノ浦)と大関・高安(田子ノ浦)の一番は、一瞬の隙をついた叩き込みで高安が白星を手にした。
立ち合い下から激しく突きあげた貴景勝に対して、高安の体は大きくのけ反った。しかし、突き合いの末に高安の叩き込みが決まり、貴景勝は前のめりに倒れて土俵に手をついた。
AbemaTVの中継で解説していた元横綱・大乃国の芝田山親方は「貴景勝は当たって、下から行きましたね。高安も怯まずに何とか堪え、一瞬の隙を見て、体と体の間を上手く開きましたね」と話し、一瞬の出来事を解説した。