将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント4日目が1月28日に行われ、ベスト4最後の1人が決定する。現在、中村太地七段と渡辺大夢五段が対局中で、午後2時からは同棋戦で過去11回の開催で5回の優勝を誇る羽生善治九段が、千田翔太六段と対戦する。1回戦の勝者は午後7時から2回戦で対局する。
 タイトル通算99期の実績を誇る羽生九段は、早指し棋戦でも強さを発揮し、持ち時間40分の同棋戦で複数回優勝したことがあるのは、羽生九段ただ一人だ。昨年は、準決勝で当時五段だった藤井聡太七段と対戦し敗退。その藤井七段は、直後の決勝戦で当時八段の広瀬章人竜王を破り、史上最年少での一般棋戦を果たした。