将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント4日目が1月28日に行われ、ベスト4最後の1人が決定する。現在、中村太地七段と渡辺大夢五段が対局中で、午後2時からは同棋戦で過去11回の開催で5回の優勝を誇る羽生善治九段が、千田翔太六段と対戦する。1回戦の勝者は午後7時から2回戦で対局する。
タイトル通算99期の実績を誇る羽生九段は、早指し棋戦でも強さを発揮し、持ち時間40分の同棋戦で複数回優勝したことがあるのは、羽生九段ただ一人だ。昨年は、準決勝で当時五段だった藤井聡太七段と対戦し敗退。その藤井七段は、直後の決勝戦で当時八段の広瀬章人竜王を破り、史上最年少での一般棋戦を果たした。
本戦は愛知、東京の2カ所で行われ愛知会場からは藤井七段、行方尚史八段が勝ち上がり、3日目にあたる東京初日は渡辺明棋王がベスト4入りした。準決勝では藤井七段と行方八段、渡辺棋王と4日目の勝ち上がり者がぶつかる。準決勝、決勝は2月16日に東京・有楽町朝日ホールで行われる。
AbemaTVでは羽生九段、中村七段、千田六段、渡辺五段が登場する4日目で誰が勝ち上がるかアンケートを取ったところ計1404票が集まり、羽生九段が73%という圧倒的な支持を得た。以降、千田六段が12%、中村七段が11%、渡辺五段が4%。
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