1月27日の修斗・後楽園ホール大会で、運命的とも言えるベテラン対決が実現した。
前田吉朗vs清水清隆。フライ級世界王座戦線において重要な一戦であり、エモーショナルなマッチメイクでもあった。
前田は38歳。パンクラスでフェザー級、DEEPでバンタム級タイトルを獲得した日本軽量級の先駆者の一人だ。爆発的な打撃を武器に、PRIDEなどビッグイベントに出場した経験もある。対する34歳の清水も元パンクラス王者。長くフライ級に君臨し続けてきた。一時は連敗、王座も返上したが本格的に修斗に戦場を移すと復活。粘り強くテクニカルな闘いぶりに一発で倒せる打撃も加わり、戦績も上がってきた。