Mリーグ機構は、プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2018」2月1日の1回戦に出場する4選手を発表した。今日で全7チームが残り10試合を切る中、現在リーグ6位のセガサミーフェニックス、同7位のTEAM雷電は、上位4チームまでのファイナルシリーズ進出に向けて、剣が峰に立たされている。最低でも1勝、できれば連勝で一気にポイントを回復し、レギュラーシーズン最終戦まで、現実的な逆転可能エリアにとどまりたいところだ。
前日1月31日、痛恨の2連続で箱を割るラスを食い、最下位に転落したのはTEAM雷電。1回戦は前日2回戦に続き瀬戸熊直樹(連盟)が登場、まずは悪い流れをせき止めたい。セガサミーフェニックスも同様で、前回の試合は2連続ラス。混戦模様から一歩後退した格好になった。ここはチームの大黒柱・近藤誠一(最高位戦)に、前回出場時同様に2連続トップの期待をかける。チームリーダー多井隆晴(RMU)の奮闘で、確実にマイナスポイント返済を繰り返した渋谷ABEMASからは、現在個人最下位と苦しむ白鳥翔(連盟)が登場。多井、さらにはリーグ最年少の松本吉弘(協会)が踏ん張っているだけに“次男坊”の意地を見せられるか。
リーグ2位の赤坂ドリブンズは、上位4チームのボーダーラインとなっている5位の渋谷ABEMASとの差は221.7ポイント。残り8戦だけに、大ケガさえ避ければファイナル進出はかなり近づいているが、さらに安泰にするためにも、鈴木たろう(協会)は前日2回戦に続く勝利をもぎ取りたいところだ。
【2月1日1回戦】※通算127回戦
赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(協会)※個人8位 +99.8
渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)※個人21位 ▲302.4
セガサミーフェニックス・近藤誠一(最高位戦)※個人10位 +41.9
TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)※個人18位 ▲207.2
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
【1月31日終了時点での成績】
1位 EX風林火山 +358.0(72/80)
2位 赤坂ドリブンズ +168.0(72/80)
3位 U-NEXT Pirates +1.1(72/80)
4位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 ▲44.1(74/80)
5位 渋谷ABEMAS ▲53.7(70/80)
6位 セガサミーフェニックス ▲187.5(72/80)
7位 TEAM雷電 ▲241.8(72/80)
◆大和証券Mリーグ2018 7チームが各80試合を行い、上位4チームがファイナルシリーズに進出するリーグ戦。開幕は2018年10月で2019年3月に優勝チームが決定する。優勝賞金は5000万円。ルールは一発・裏ドラあり、赤あり(各種1枚ずつ)。また時間短縮のために、全自動卓による自動配牌が採用される。
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