漫画「シティーハンター」の作者である北条司氏が、「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」(2月8日より公開中)についてコメントした。今回の劇場版でもエンディングテーマに起用されたTM NETWORK「Get Wild」への思いを明かしている。
「劇場版シティーハンター <新宿プライベート・アイズ>」公開前日の2月7日、AbemaTV「みんなのアニメチャンネル」にて、オリジナル特別番組「続・ミュージックシティーハンター in AbemaTV ~俺を呼んだのはアベマだろ?~」が放送された。お笑いコンビ・エレキコミックのやついいちろうがMCを務め、TM NETWORKの木根尚登、「Get Wild」も手がけた作詞家でシンガーソングライターの小室みつ子、TM NETWORKへの造詣が深い音楽コンシェルジュ・ふくりゅうがゲスト出演した。
番組には原作者の北条氏からメッセージが寄せられた。北条氏は、新作映画に「アニメ版の王道を行く仕上がり」と太鼓判を押して、「僕自身もとても楽しんで観ました」と感想を述べた。「セクハラばかりしているリョウというキャラクターが今の時代に受け入れてもらえるか予想がつかないところもありますが、『シティーハンター』を知らなかった若い方に観てもらえれば嬉しいですし、昔からファンの方には、『相変わらずだな~』と笑ってもらえたら、これ以上幸せなことはありません」とコメントした。
テレビアニメ版のエンディングテーマでもある「Get Wild」は、北条氏にとっても愛着のある楽曲らしい。「今回の劇場版で『Get Wild』復活を強く主張しようと思っていたんですが、僕が言うまでもなく、皆さんの間でエンディングテーマは『Get Wild』と決まっていました(笑)」と明かした。
北条氏のメッセージを聞いて、木根は、「ありがとうございます」としみじみ。やついから「『シティーハンター』は他に何曲もエンディングテーマがあったのに、やっぱり『Get Wild』というのは嬉しいんじゃないですか?」とたずねられて、木根は、「嬉しいですよ! やっぱり最初の印象なんですかね」と返答。「(TMの)メンバーでよかった。メンバーじゃなかったら、ここにいませんから」と茶目っ気たっぷりに続けた。
※冴羽リョウの「リョウ」は、遼のしんにょうがけものへん
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