日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」を決める鳳凰位決定戦の最終日が2月9日、日本プロ麻雀連盟チャンネル(FRESH LIVEほか)で放送され、決定戦初出場だった吉田直が初優勝を果たし、鳳凰位に輝いた。対局直後は万感の思いからから、人目もはばからず涙した。
 最終日を首位で迎えた吉田は、逃げ切りをはかるものの他の3人から徹底的なマークにあってか、最終戦前にはHIRO柴田に25ポイント差まで迫られた。それでも最終関門となった柴田の親番、南1局を柴田のリーチに立ち向かいながら流すと、最後まで気を緩めることなく、ゴールテープを切った。インタビューでは「本当に最後は結果をついてきてくれて、本当にうれしかったです。いろんな方々にお世話になって鳳凰位を取ることができました。鳳凰位になったからには、これからもっともっと勉強して、精進して、いくつもタイトルを取って、連盟を背負っていけるような選手になれたらいいなと思います。なります」と誓っていた。