”書かずに死ねるか”「記事を書く」ことと「伝える」ことの違いは?すい臓がんで亡くなった記者が投げかける、政治とメディアの課題
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 2年10か月に渡るがんとの闘病の末、昨年12月28日に亡くなった朝日新聞政治部記者・野上祐さん(享年46)の著書『書かずに死ねるか』が、あす発売される。「自分が書いたものが誰かの心に届いて、全然否定されてもまったく構わない」と、「がん」、そして「病と向き合う」ということについて、去年に亡くなるその日まで書き続けた。

 18日放送のAbemaTV『AbemaPrime』では、元同僚記者、そして生前の野上さんと交流のあったウーマンラッシュアワーの村本大輔とともに、野上さんが伝えたかった思いに迫った。

■"政治もインフォームド・コンセントを"

 野上さんを襲ったのは、難治がんの1つである膵臓がんだった。全身に転移している可能性もあり、治療は困難とされた。2017年の時点で、「1年後の生存率が10%くらい」と話していた野上さん。著書によると、なかなか病名を告知しようとしない医師の仕草や動作から、持ち前の洞察力で悟ったのだという。「しゃべらない相手からも真実を探ろうとする。記者とは実に因果な商売だと思う。医師の姿からおのずと悟るところがあった」。

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 それでも「新しいネタとして“がん”を手に入れた。ではそれを使って、どう表現するか。いっちょやってみるか、という感じ」と、記者として自分の病を"取材対象"として冷静な目で綴っていく。そして、"がんを患う記者"として野上さんが取り組んできたのが、「政治」にまつわる報道のあり方を捉え直すことだった。

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 治療方針について、医師がメリットだけでなくデメリットも説明した上で患者が同意できるようにする、いわゆる「インフォームド・コンセント」を、政治の世界にも適用できないかと考えたのだ。このことについて、野上さんは著書の中で次のように説明する。

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 「医師から説明を受けた上で、患者が一定の範囲で医師に信任を与える点では、どこか政治家と有権者の関係に似ていなくもない。どんな目的で、何をするのかを語る点では、政治家も医師も同じだ。安倍晋三首相が、アベノミクスの一定のリスクも認め、それ以外の経済政策もあり得ると語る姿を。そして、野党も独自の政策を掲げ、同じように利点とリスクを有権者に語りかける光景を。」

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 朝日新聞に執筆したコラム『リスク説明 政治も医療のように』の中でも、「どんな目的で、何をするか医師から聞き、納得すれば同意書に署名する。説明を受け、一定の範囲で信任を与える点では、政治家と有権者の関係にも似ている。ただ違うのは、それによって起きうるリスクの代替手段、さらにはそのリスクまで医師が説明し、患者に判断材料を与えることだ」と指摘している。

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 野上さんはこうした考えを、2017年の衆院選の選挙報道で実践した。取材に出ることのできない野上さんは、後輩である今野忍記者らの力を借り、各政党の公約発表会見などで政策のリスクを追及してもらった。「選挙で勝つためだから当然だが、政党は基本的に良いことしか言わない。利点や光があれば、逆にリスクやデメリットもあるということを僕らに気付かせてくれた」(今野記者)。

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 こうした報道のあり方は政界でも共感を得た。その一人、自民党の平将明衆議院議員は、政党の垣根を越え「政治におけるインフォームド・コンセント研究会」を発足させることになる。

■スマホには執筆途中の原稿が

 「涙が出てきた。強張った指を動かす練習も始めた」。そんな姿を表には出さず、精力的に活動する姿を見守っている妻には、野上さんが抱えている不安や葛藤も感じられたという。「体調が悪い時や気分が落ち込んでいる時はぐったりしている。そういうときは同じ空間にいると、私まで気が滅入ることも。それに冷蔵庫のにおいとか足音とかにも過敏に反応してしまうようで、私は息を潜めて生活することになるが、そばに付き添ってはいたい」。

 『書かずに死ねるか』には、「配偶者として」と題した妻のコラムも掲載されている。そこには「病気がわかってから120%の力を注ごうと決めたんです。(中略)習い事も友達付き合いもやめました。病気のことを調べる。これに全ての時間を費やすと決めているんです」と、家族としての思いが語られている。

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 野上さんの同僚だった東岡徹記者は「そんなに先が長くはないと、常に意識していたと思う。"最後、僕がすべきことは3つだ。読むこと、書くこと、伝えることだ"と言っていた。残された時間でコラムを書くことに賭けていた。僕たち記者が書く記事は、どちらかというと固いものが多い。細かい情景描写や、自分で感じたことを思うままに書く野上さんの文章を初めて読んだが、これだけ表現力のある記者だとは知らなかった」と振り返る。

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「今でも思い出すのは、野上さんが同僚や政治家のモノマネをしながら笑っている姿。あの温厚な野上さんが"書かずに死ねるか"という強い表現を使ったことにびっくりしたし、それだけ野上さんの強い覚悟の表れだったのかなと思う。緊急入院した時の様子、吐血をした時の様子が生々しく書かれている。それこそ自身を"取材対象"として分析して、表現していたの。まさに"全身新聞記者"だったんだなと思う。あとがきの日付は12月25日。本当に亡くなる直前に書いたんだなと分かり、この本を一番手にしたかったのは野上さん自身だろうし、すごく残念だろうなと思う。21日にお見舞いに行った時、野上さんが"鳩山元総理のぶら下がり取材メモを読みたい"と言うので、資料を持って行った。"総理番の力"というコラムを書きたいんだ"とおっしゃっていた」と(東岡記者)。

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 野上さんのスマホには、執筆途中の原稿も残っていたという。書かれたのは亡くなった12月28日の深夜1時4分。「(多くの人が)1年間生きることは当然のように思っている。何月何日間生きられるかはわからないけれど、その一日一日をどんな日にしよう、どんな日になるだろうと思い巡らせるようなことはまずしない。不慮の事故にあって1年間が縮むことだってあるかもしれないのに」「最近体に起きていることを考えれば、年を越せないと言われてもショックはとくにない。この日の医師からの説明に先立ち、私は『延命措置は希望しない』と医師に伝えた。看護師から後で『強い方ですね』と言われましたので、反論した。『私は普通。強いのは配偶者です』。私がある程度時間をかけて『こうする』と決めたことを、彼女はただちに理解し、賛同してくれる。なかなかできないことだ」と綴られていた。

 そして最後は、「『野上さん、最後の原稿は何を書きますか』ウーマンラッシュアワー・村本大輔さんと9月に対談した時に聞かれたことだ」という文章で締めくくられていたという。

■ウーマン村本「僕もそうでありたいなと思った」

 野上さんの未発表原稿にも登場した村本大輔は、『書かずに死ねるか』の中で対談も行っており、帯にコメントも寄せている。生前、舞台で共演したほか、Twitter上の発言について諭されたこともあるのだという。

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 「すごくセクシーでユーモアたっぷりの面白い男だった。"お元気ですか?生きてますか?""殺さないで下さい(笑)"みたいに、Facebookメッセンジャーで定期的にやりとりしていた。亡くなる5日前にも、冗談とも本気ともつかないような愉快なことを送ってきた。"かわいそうに見えない。いつ死んでくれても拍手をするような方"と話したら、嬉しかったみたいで、"帯を書いてほしい"と言われた。最初は"天国でも書いているでしょう"とか、そういうのにしようと思ったが、僕もそうでありたいなと思ったので、"僕は彼に憧れる"と書かせてもらった。病気を武器にして、自分の人生を豊かにした。野上さん、とんでもないオヤジだ。最高でした」。

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 元新聞記者で、ノンフィクションライターの石戸諭氏は、野上さんの著書について「いわゆる"新聞記者"らしい文章を捨て、書きたいことを、気持ちを込めて書いているのが印象的だった。メディアの仕事をしていると、社会を良くしたいとか、世の中を変えたいと思いがちだ。でも野上さんは、思いが届いてほしいと、祈るような気持ちで投げる方が届くんじゃないかと考えたんだと思う。読者を信じて、そこに賭けようとしたのだろう」とコメント。また、政治におけるインフォームド・コンセントについても「一方は"唯一の選択肢だ"とか、"粛々とやります"と言うばかり、もう一方は政権を引きずり下ろしたいばかりで、討論にもならず、噛み合っていないことが問題。もちろんこれは政治家の責任だが、同時にメディアもプレーヤーになっている。それぞれ政権に対するスタンスに沿っていて、批判するにしても提言ではなく、態度の問題にすり替えて終わらせてしまう。問うべきは政策で、リスクとベネフィットをきちんと見ていかないといけない。野上さんにも、そういう現状に対する強い憤りがあったんだろうと思う」と指摘した。

 また、作家の乙武洋匡氏は「体調がいい時に配偶者の肩を借りて散歩をすることがあるが、読者の方に読んでいただくというのも、肩を借りるという行為にすごく似ているんだ、という意味のことを書かれていたことがすごく印象的だった。"書く"ということと、"伝える"ということの違いがここに詰まっているような気がする。僕もそのことを考えながら過ごしていきたい」と語った。

■「野上とともに楽しみにしています」

 最後に、野上さんの妻から、番組とウーマンラッシュアワー村本に宛てた手紙が紹介された。

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 「こんばんは、野上祐の配偶者です。今日はこのような機会を設けていただき、ありがとうございます。

 2017年11月27日、AbemaPrimeに野上が出演させていただいた時のことは鮮明に覚えています。あれは、3年間の闘病生活で、数少ない高揚感のあるイベントでした。照明が眩しいキラキラしたスタジオで、複数台のテレビカメラが並んでいる。その後ろから出演者の一人として、スタジオに座っている野上を見ていると、何とも不思議な気分になりました。野上も心の底から楽しそうに見えました。今般、野上の著書『書かずに死ねるか』が発行されるにあたり、思い出深いAbemaPrimeで野上の追悼企画をしてくださるというお話を聞いた時は、純粋にうれしかったです。野上は、体調が安定しない中、毎週一本のコラムを書いてきました。亡くなる当日の未明にも、次回のコラムを書いていました。彼にとって、死ぬまで書き続ける生きざまそのものが、遺したかったことでした。書き続けられたのは、彼の意思の強さもさることながら、書く場を与えてくれた上司や出版社の担当の方、そして読者の皆様のお陰です。皆様の支えがあってこそ、生き抜くことができました。野上が生きていれば、この場でそういったことを話したかっただろうな、と思います。

 村本さんへ。野上はいつも『村本さんには感謝しかない』と言っていました。芸人と記者という職業は違いますが、厚かましくも同じ表現者?として村本さんが突き抜けているところを尊敬していました。村本さんが、政治ネタを盛り込んだ漫才を『THE MANZAI 2017』でやられたのを一緒にテレビで見ていました。“日本人の意識の低さが一番危険なんだ”というのがオチだと理解しましたが、観客に向かって村本さんが『おまえたちのことだー!』と叫んだところで野上は『村本、すごいな』と涙ぐんでいました。野上の著書『書かずに死ねるか』の帯に、村本さんが『僕は彼に憧れる』と書いてくださいましたが、野上の方が村本さんに憧れていたと思います。12月28日、午前中まで意識がありましたが、呼吸の苦しみに応じて鎮痛剤を増やし、昼過ぎから眠りはじめました。ベッド脇においたスマホが『チン』と鳴り、目をやると村本さんからのメッセージが来たようでした。私は『村本さんからメッセージが来たみたいだよ』と話しかけましたが、野上は寝続けていました。起きたら真っ先に教えてあげようと思っていましたが、そのまま目覚めることがなく旅立ってしまいました。村本さんのご活躍をこれからも野上とともに楽しみにしています」。

(AbemaTV/『AbemaPrime』より)


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