(佐々木の攻撃ぶりも遠慮なし。トペで頭から突っ込み、自分ごと竹下を場外のテーブルに叩き落とした)
2月17日、両国国技館で開催されたDDTのビッグマッチで、竹下幸之介がトップの座に返り咲いた。
メインイベントのKO-D無差別級選手権。竹下は王者・佐々木大輔に挑戦した。昨年春の王座陥落以来となるKO-D無差別級王座戦だ。
竹下にとって3度目の戴冠を目指しての一戦。しかし過去の王者時代とは大きな変貌を遂げていた。王者としての責任からいったん離れたことで、より幅広い対戦相手と自由な発想で闘うようになっていたのだ。6人タッグ選手権では挑戦者に里村明衣子率いるセンダイガールズプロレスリングを指名。ユニット「ALL OUT」入りしたルーキー・飯野雄貴を(リングでもインタビュースペースでも)コントロールする姿でも楽しませてくれた。