<大相撲大阪場所>◇初日◇10日◇エディオンアリーナ大阪
 大関・高安(田子ノ浦)が、前頭筆頭・魁聖(友綱)を寄り切りで破り、悲願の初優勝に向けて白星スタートを切った。
 先場所、兄弟子であった元横綱・稀勢の里(現・荒磯親方)が引退し、寂しさと責任を感じながら迎えた今場所だったが、大きな魁聖に真正面からぶつかり、じわりじわりと自分の形に。最後は堂々と寄り切った。
 22歳の貴景勝、26歳の御嶽海と、29歳の高安にとっては若手の優勝が刺激となっており、初優勝へ意欲十分だ。