K-1ウェルター級タイトルマッチは、豊富なキャリアと高い実力を持つ選手同士の闘いになった。舞台は3月10日のさいたまスーパーアリーナ大会。王者・久保優太はこの試合が復帰戦となる。対する城戸康裕はスーパー・ウェルター級から階級を落とし、勝利を重ねて挑戦権を掴んだ。
ともに旧K-1時代から活躍してきたベテランであり、テクニックや試合運びに長けているタイプ。強豪同士の対戦は、久保が階級を上げてベルトを巻き、そこに城戸が階級を落としてきたことで実現した。久保が60kg、城戸が70kgで闘っていた時代もあるだけに一昔前は想像できなかった対戦だが、K-1の階級が増えたこともあって、この実力者対決を見ることができたわけだ。