ワンセグ携帯におけるNHKの受信料契約について「支払う義務がある」という判決が最高裁で確定した。
 放送法では、受信設備の「設置者」にNHKとの受信料契約を義務付けており、ワンセグ携帯を「携帯」することも受信設備の「設置」にあたるのかが争点となっていた。東京高裁は受信設備を備え置くだけでなく「携行」も含まれるとしており、最高裁は12日付でNHKを勝訴させる判決を確定した。
 NHKをめぐっては、番組の放送と同時にネット配信する動きにも注目が集まっている。放送法改正案を今月5日に閣議決定し、2019年後半にも「常時同時配信」が始まるものとみられている。