<大相撲大阪場所>◇十日目◇19日◇エディオンアリーナ大阪
前頭十四枚目・照強(伊勢ヶ濱)が、前頭十三枚目・輝(高田川)に押し出しで敗れ、2勝8敗で負け越しが決まった。
116キロの小兵・照強は、立ち合いですぐに潜り込み、193センチと大きな輝の足を取って、そのまま快勝したかに思われた。ところが、手つきが不十分だったことで、行司から「待った」の声が。小兵こその奇襲成功から一転、手の内を明かしてしまった形となり、最終的には3度目の立ち合いから、一気に輝に押し出された。
AbemaTVで解説を務めた元小結・旭道山は「手の内がバレるのが一番嫌ですね」と心境を代弁すると、視聴者からも「バレた」「これはキツイ」「もう使えない」と、奇襲が実らなかったことを残念がる声が多く見られた。
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