<大相撲大阪場所>◇十一日◇20日◇エディオンアリーナ大阪
横綱の鶴竜(井筒)と関脇・玉鷲(片男波)のモンゴル人力士対決は、終盤にもつれ、物言いがつく一番となった。
行司軍配は鶴竜に上がったが、物言いがついた一番に対してコアな相撲ファンからは、「よりによって阿武松親方」など、物言いの際の場内アナウンスが苦手なことで知られる元関脇・益荒雄の阿武松親方を心配するコメントがちらほら。
「行司軍配は鶴竜を有利とみて上げましたが、両者、体が、手がつくのが同時(取り直しと勘違いした館内がドッと沸く)ではないかと物言いがつきましたが……玉鷲が先に手がついており、行司軍配どおり、鶴竜の勝ちとします」
阿武松親方が二転三転の説明を行うと館内には大歓声が沸き、この日AbemaTVで解説を務めていた元小結・旭道山は「益荒雄さ~ん」と気が気でない様子で現役時代の四股名を連呼すると「ホント不器用なんだから」と大笑い。その様子に視聴者からも「ドラマティックな説明w」などの反応が寄せられていた。
この一番で勝った鶴竜は9勝目を挙げ、敗れた玉鷲は7敗目を喫した。
(C)AbemaTV