「蜘蛛の巣に絡め取られた蝶。その糸が弘中弁護士の“カミソリ”で切れるかどうかだ」ゴーン容疑者のビデオを元特捜検事が分析 2019/04/10 23:00 拡大する 去年11月19日に逮捕されて以来、カルロス・ゴーン容疑者本人が初めて自身の思いを世界に訴えた。 弁護側がきのう公開した7分38秒の映像でゴーン容疑者は「全ての嫌疑について無実」「日本と日産を愛している」「今起きていることは陰謀だ」「公正な裁判を強く望む」と主張している。 この動画は逮捕の前日に録画されたものだとされており、日産の新体制を踏まえ、人名を話す部分をカット、収録時から1分20秒分ほど短くなっているという。この点について弘中惇一郎弁護士は「弁護団の意見によってカットという形で編集したものは1点だけ。“陰謀”を行った主要な方々の実名部分についてのみだ。ビデオの中で実名を列挙することは色々な法律的なリスクが伴う」と説明している。 続きを読む