将棋の名人戦七番勝負第1局の指し直し局が4月11日に行われ、佐藤天彦名人(31)と豊島将之二冠(28)が現在対局中だ。対局は午後6時から30分間の夕食休憩を終え、いよいよ夜戦に突入した。
 第1局は名人戦としては16年ぶりとなる千日手が成立。指し直し局は、前日の消費時間を差し引き、先手の豊島二冠が5時間59分、佐藤名人が4時間5分持った状況から始まった。過去、2人の対戦成績では豊島二冠が11勝6敗、直近では4連勝とリードしている。 午後6時からの30分間の休憩では、両者に軽食が用意され、現在は再開。休憩前の残り持ち時間は佐藤名人が43分、豊島二冠が1時間54分。