麻雀プロ団体・最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル、最高位の決定戦進出を争うAリーグの第3節が4月21日に行われ、前節までリーグ首位だった坂本大志が、1日4半荘全てでトップを取る完全勝利を成し遂げ、ポイントでも断トツの暫定首位となった。
第1節、第2節と好調だった坂本だが、この日はさらに絶好調。競り合いの中でも、確実に大物手を仕上げ切った。第3節だけで+176.5を稼ぎ出し、トータルでは100ポイント以上の選手が他にいない中、断トツの+329.1。全12節の長丁場とはいえ、1/4を終えた時点としては、これ以上ない結果を出した。「今日は内容以上に出来過ぎな結果でした。これからもいい内容で打てるようしっかりと準備していきます」と、大満足の一日に謙遜していた。
【第3節終了時点での成績】※()内は対局数
1位 坂本大志 +329.1(12)
2位 醍醐大 +73.8(12)
3位 齋藤敬輔 +55.7(12)
4位 園田賢 +43.1(8)
5位 竹内元太 +42.6(8)
6位 松本浩司 +27.7(8)
7位 太田安紀 ▲11.8(12)
8位 朝倉康心 ▲20.8(12)
9位 中嶋和正 ▲55.5(12)
10位 村上淳 ▲61.1(8)
11位 嶋村俊幸 ▲72.6(12)
12位 金子正輝 ▲359.0(12)
◆最高位 最高位戦日本プロ麻雀協会の最高峰タイトル。Aリーグは全12節、48半荘のリーグ戦を行い、上位3人と前年優勝の最高位の4人で決定戦を行う。決定戦は1日に半荘4回戦の5日制で、計20回戦行われる。
◆最高位戦日本プロ麻雀協会 1976年に設立。東京、関西、東海、北海道、新潟に拠点があり、所属会員数は約380人。主なプロは金子正輝、近藤誠一、村上淳、石橋伸洋、茅森早香、石井あや、大平亜季ら。主催タイトル戦は最高位、女流最高位、最高位戦Classic、發王戦、新輝戦、女流名人戦、新人王戦。代表理事・新津潔。
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