プロ通算100局以上指した現役棋士の中で、勝率7割超えをしているのは、9人しかいない(2019年4月25日現在)。そのうちの1人が近藤誠也六段(22)だ。175局で126勝49敗、勝率0.720。かの藤井聡太七段(16)がプロ入りするちょうど1年前、2015年10月1日に四段昇段して以来、白星を積み重ねている注目の若手棋士の一人だ。2度目の出場となるAbemaTVトーナメント(4月28日放送開始)に向けては「勢いよく」をテーマに、はっきりとした“勲章”を取りに行く。