新生「RTDトーナメント2019」への出場権をかけた「Survival Match(サバイバルマッチ)」1回戦(全4回戦)が4月28日に放送され、平賀聡彦(最高位戦)がトップ発進を決めた。
対局者は起家から平賀聡彦(最高位戦)、金太賢(協会)、仲田加南(連盟)、多井隆晴(RMU)。
平賀と言えば真っ向勝負。まずは東4局1本場、親番・多井からの6巡目リーチに無スジをバンバン切り飛ばし、10巡目にカン7筒待ちで追っかけリーチを敢行。これをリーチ・一発・タンヤオ・赤・ドラ2で1万2000点(+300点、供託1000点)に仕上げ、ラス目から2着目に浮上して南場へ。
南1局1本場の親番では、4巡目に9筒とドラ中のシャンポン待ちで三色同順・ドラ2をテンパイ。「初戦ということもあるし、局面をリードしていく打ち方が自分の打ち方なんで、空振ってもいい」と迷うことなくリーチを宣言。結果流局となったが、南3局2本場で、發・中・ホンイツ・トイトイで1万2000点(+600点、供託2000点)をアガって、これが決め手に。解説のRTDリーグ2018王者・小林剛(麻将連合)に「(平賀は)リーチの時も鳴く時も押しっぷりが見事でしたね」と言わしめる圧巻の攻めで、初戦トップをもぎとった。
対局後、平賀は「終始自分らしく打てたのがよかった」と破顔。「自分の打ち方自体もあまり守ったりする方ではなく、突き抜けちゃう感じなんで、このままの調子でいけたらいい」と攻め続けることを誓った。【福山純生(雀聖アワー)】
【サバイバルマッチ1回戦結果】
1位 平賀聡彦(最高位戦) 3万8100点 +58.1
2位 仲田加南(連盟) 3万4600点 +14.6
3位 金太賢(協会) 3万3700点 ▲6.3
4位 多井隆晴(RMU) -6400点 ▲66.4
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆RTDトーナメント2019 2016年から3年に渡り行われてきた「RTDリーグ」から、トーナメント方式に変更。昨年行われた「RTDリーグ2018」の予選リーグ(WHITE・BLACK)の上位各6人、推薦枠として2人の計14人に加え、予選リーグ7位の2人と新規参戦2人の4人による入れ替え戦(サバイバルマッチ)から上位2人が本戦に進み、計16人で行われる。主なルールは一発・裏ドラ・赤(各種1枚)あり、全自動卓による自動配牌のMリーグルール。
(C)AbemaTV
▶【見逃し視聴】 RTD TOURNAMENT2019 Survival Match1回戦/2回戦
▶5/5(日)21:00~ RTD TOURNAMENT2019 Survival Match3回戦/4回戦
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