RTD初参戦・金太賢 トータル2位「勝負どころは3戦目」/麻雀・RTDトーナメント2019サバイバルマッチ
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 4月28日に放送された「RTDトーナメント2019」サバイバルマッチ1・2回戦で、RTD初参戦の金太賢(協会)が3着、2着でトータル2位のポジションにつけた。

 「せっかく呼ばれた憧れの舞台で、勝ち切らないと本当のプロとは呼ばれない」とプロ入り14年目を迎えた金だが、1回戦では東1局でいきなり跳満を決めるロケットスタート。その後は放銃ゼロという鉄壁の守備力を見せたが「やはりどこかで二の矢を放たないと、トップはまくられてしまうので一筋縄ではいかない」と3万点台の3着フィニッシュした。

 続く2回戦、初戦トップだった平賀聡彦(最高位戦)をマークし「平賀さんにだけは走らせないようにと思って臨んで、結果しっかりラスを押し付け、2着まで浮上出来たんで最低限の仕事は出来た」とポイントをプラス域とし、後半2戦に臨むことになった。

 4人中2位までが勝ち上がりとなるが「(最終戦の)1戦前が勝負どころ。極端な話、仲田さんがトップで多井さんがラスだと、最終戦では私と平賀さんの一騎打ちになるので、2分の1の戦いに持っていける。多井さんがトップだと3分の1の争いになってしまう」と己の戦略を自在に駆使し、残り2枠の出場権を目指す。【福山純生(雀聖アワー)】

【サバイバルマッチ2回戦終了時点での成績】

1位 仲田加南(連盟)+77.7(2/4)

2位 金太賢(協会)+12.2(2/4)

3位 平賀聡彦(最高位戦)▲5.4(2/4)

4位 多井隆晴(RMU)▲84.5(2/4)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆RTDトーナメント2019 2016年から3年に渡り行われてきた「RTDリーグ」から、トーナメント方式に変更。昨年行われた「RTDリーグ2018」の予選リーグ(WHITE・BLACK)の上位各6人、推薦枠として2人の計14人に加え、予選リーグ7位の2人と新規参戦2人の4人による入れ替え戦(サバイバルマッチ)から上位2人が本戦に進み、計16人で行われる。主なルールは一発・裏ドラ・赤(各種1枚)あり、全自動卓による自動配牌のMリーグルール。

(C)AbemaTV

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