4月27日に『格闘代理戦争4thシーズン』のトーナメント1回戦が行われ、ジュニア時代に那須川天心を破った経歴を持つ榊原達也が衝撃KOを披露。K-1レジェンドの魔裟斗に「結構、実力者」と絶賛された。
同番組は格闘技界の次世代スターを誕生させるべくスタートした格闘ドキュメンタリ番組で、第4弾となる今回は「K-1」のトップファイターたちが「監督」となり、勝ち抜き制によるチーム戦で激突。優勝チームには賞金総額300万円と、「K-1 WORLD GP」への出場が確約される。
トーナメント1回戦で木村“フィリップ”ミノルが率いる「木村組」の大将として登場した榊原達也は、レジェンドファイターである魔裟斗を前に、右ストレートでダウンを奪ってみせた。
対戦相手「皇治軍団」の中堅・梅田慎太郎との戦いの前は、元プロボクサーの竹原慎二が「腹、ヤバいですよね……」と、格闘家としてはお腹周りのぜい肉が多いのでは? と指摘したが、魔裟斗は「外国の選手でああいう感じで強い人いますからね」とフォローする一幕も。
実際に試合が始まってみると、強烈なパンチで積極的に攻め込んでくる梅田を相手に、ボクシングやキックボクシングを10年、150戦のキャリアを持つという榊原はバックステップで自分の距離をとり、ミドルやハイキックを散らしながら、最後は梅田に右のカウンターを合わせ、衝撃のKO勝利を飾った。
その後は皇治軍団の北村夏輝と大将戦を繰り広げた榊原。梅田戦での体力の消耗があったものの、最後まで勝ちを諦めない榊原の姿に、魔裟斗は「2試合目でキツいなかでも、最後まで右ストレートのカウンターを狙ってましたね。結構、実力者ですよこの選手」と賛辞を惜しまなかった。
(C)AbemaTV
那須川天心を倒した男・榊原、右のカウンターで梅田をKO あの魔裟斗も絶賛