司会者たるもの、中立でなければならない。出演者のどちらかに肩入れするなどもっての外だが、5月3日、自身の番組・AbemaTV「GACKTプロデュース!POKER×POKER~業界タイマントーナメント」に出演したGACKTは、そんな掟を心地良いほどに破り捨てた。
この日は第11期トーナメント決勝戦の模様を公開。レースクイーン代表・林ゆめと、ビールの売り子代表・ほのかが対決した。前回、林は強気の攻めで相手を圧倒。ほのかは天然ぶりを見せながらもヒキの強さで勝利を手にした。「攻めるのと攻められるの、どっちが好き?」。そんな2人にGACKTが質問。林は「攻めるの(が好き)」、ほのかは「攻められるの(が好き)」と答えたが、試合中は立場が逆転していた。加えて、林は「静かな時に笑ってしまう」習性が発覚。GACKTは「葬式で笑っちゃうタイプですね」とイジったが、当番組ルール「笑うと罰符」がじわじわと林の首を絞めつけた。
一方のほのかは前回と同じく計算ミスで大量チップを掛けるなど、トボけた言動ながらも驚異のヒキで優勢。この不条理さにイライラが募ったのか、ついにGACKTは林を応援するようになった。「須藤凜々花は9連続オールイン(全額ベット)で逆転した」。過去の例を挙げて林を鼓舞すると、それに従った林と共にカードを凝視。林にとって不利なカードが出ると思わず「ああっ」と声を上げ、「心の声が出ちゃってます」とほのかから突っ込まれる場面もあった。
「プロとして失格ですね。中立を守らないといけない」。ほどなくして自らを律するも、「100対0で林を応援している」と本音を包み隠さず公表。3回目のオールインで林が敗れると、「こんなに人の優勝を祝えない気持ちは初めてです」とうなだれ、棒読みでほのかの勝利を称えた。
(C)AbemaTV
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