「早指しの雄」糸谷哲郎八段がついに参戦「自分にしか作れない将棋を」/AbemaTVトーナメント予選Bブロック
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 早見え早指しにして豪腕。それゆえ、糸谷哲郎八段(30)を「早指しの雄」と呼ぶ人は多い。「NHK将棋トーナメント」で歴代優勝者3人を破って準優勝したのが2009年度。2014年には竜王位で初のタイトル獲得をなし得たが、やはりこの早指し戦でのインパクトは強烈だった。

 竜王戦1組、順位戦A級と、2大タイトルではいずれも最上位で戦っている。前年度の成績は20勝17敗、勝率.5405と4年連続で勝率5割台。ただ、劣勢に立たされてからもその豪腕、怪力で状況を打破し、逆転勝利に結びつける地力は誰もが認めるところ。これまでタイトル戦の出場は3回だが、いずれまた挑戦者として名乗りを上げるだろう棋士の一人だ。

 将棋だけでなくトレーディングカードゲームでも、トップクラスの力を持つことでも有名だ。2017年には「ポケモンカードゲーム」の大会で優勝したこともある。「ポケモン竜王戦」にも特別招待選手として参加した。

 そんな糸谷八段にとって、まさに最適とも言えるのが超早指し棋戦・AbemaTVトーナメント。持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算という独特なルールではあるが、とにかく早指しが特徴だけに、第1回大会で各棋士が悩んだ終盤での時間不足など無縁かもしれない。初参加の意気込みを聞かれると、色紙に「独創」と記した。「自分にしか作れない将棋を、自分にしかお見せできないような将棋を見せていければと思っています」と、1局約20分の中で、糸谷ワールドを全開にするつもりだ。ただでさえ目まぐるしい超早指し棋戦において、独創の一手が飛び出した時、対戦相手も視聴者も大混乱に巻き込まれる。

◆AbemaTVトーナメント 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治九段の着想から生まれた、独自のルールで行われる超早指しによるトーナメント戦。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生九段が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選A~Cブロック(各4人)は、三番勝負を2回制した棋士2人が、本戦への出場権を手にする。本戦トーナメントは8人で行われ、前回優勝者の藤井聡太七段、タイトルホルダーとして渡辺明二冠がシードとなっている。

(C)AbemaTV

▶5/12(日)19:00~ 第2回AbemaTVトーナメント 予選Bブロック<前編> 糸谷哲郎八段、中村太地七段、都成竜馬五段、佐々木大地五段

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