将棋の王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦で、中村太地七段(30)と菅井竜也七段(27)が午前10時から対局中だ。正午から40分間の食事休憩が終了、対局再開となったが、早指しが特徴的の菅井七段は、休憩までに進んだ42手のうち、自身が指した21手分に持ち時間を44分、1手あたり約2分6秒しか消費しないスピードを見せている。
両者とも2017年度に初タイトルを獲得、2018年度に失冠し、2度目のタイトル獲得を目指しているだけに、今回のトーナメントでも挑戦権獲得には負けられないところ。昼食休憩で、中村七段はチキン山椒焼き弁当、菅井七段は豚と厚揚げ卵とじ弁当を注文した。休憩前の残り持ち時間は中村七段が3時間46分(消費1時間14分)、菅井七段が4時間16分(同44分)。