将棋の王座戦挑戦者決定トーナメント1回戦で、中村太地七段(30)と菅井竜也七段(27)が5月10日、午前10時から対局中だ。
 これまでタイトル1期の経験がある両者の対局は、早指しが特徴の菅井七段が序盤からハイスピードで指し進める展開に。午後6時の夕食休憩前には、残り持ち時間で中村七段が38分、菅井七段が2時間3分と1時間半近くの差がついた。夕食は菅井七段がやきそばを注文したが、中村七段はより集中するためか“晩飯抜き”を選択した。