持ち時間5分、1手につき5秒が加算される超早指し戦「第2回AbemaTVトーナメント」の予選Bブロックが5月12日、午後7時から放送される。同ブロックは、糸谷哲郎八段(30)、中村太地七段(30)、都成竜馬五段(29)の同世代3人と、新鋭・佐々木大地五段(23)という顔合わせ。三番勝負を2度制した2人が、本戦トーナメントに進出する。
AbemaTVでは事前にファンに勝者予想のアンケートを実施したところ、1173票が集まり50%が糸谷八段の1位抜けと予想した。以下、昨年度最多勝の佐々木五段が27%、タイトル経験者の中村七段が15%、都成五段が8%だった。
◆AbemaTVトーナメント 将棋界で初めて7つのタイトルで永世称号の資格を得る「永世七冠」を達成した羽生善治九段の着想から生まれた、独自のルールで行われる超早指しによるトーナメント戦。持ち時間は各5分で、1手指すごとに5秒が加算される。羽生九段が趣味とするチェスの「フィッシャールール」がベースになっている。1回の顔合わせで先に2勝した方が勝ち上がる三番勝負。予選A~Cブロック(各4人)は、三番勝負を2回制した棋士2人が、本戦への出場権を手にする。本戦トーナメントは8人で行われ、前回優勝者の藤井聡太七段、タイトルホルダーとして渡辺明二冠がシードとなっている。
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▶5/12(日)19:00~ 第2回AbemaTVトーナメント 予選Bブロック<前編>糸谷哲郎八段、中村太地七段、都成竜馬五段、佐々木大地五段